外面が良いにも程がある。|尾崎衣良|小学館
第1話 外面が良いにも程がある。その1
瀬高(主人公) 目線でネタバレ
人間誰だって「裏の顔」ってある。
まぁそういうのはうまく隠して、愛想よく、外面よくしてた方が世の中生きやすいわけで・・・・
皆さん!こんにちは!
ブログ製作者です。
今回はちょっと変わったネタバレを書いてみたいと思います。
主人公目線であらすじをネタバレします。
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< 主人公、瀬高 >
今日は同僚と一緒に、オレが仕切る合コンだ。
さてさて、今回は可愛い娘は来ているのかな?
山田サチコちゃん・・・50点!
田中ナオミちゃん・・・45点!
佐藤マミちゃん・・・70点、ってかオレの元カノだし・・・
吉野安芸ちゃん・・・20点!ダサいメガネかけちゃってるし・・・
ん~、いまいちなメンバーだなぁ。
まぁ取りあえず、嫌われるのもなんだし、点数稼いでおくか!
「みんなすごい可愛いね!!
同じビル内にこんな可愛い子が揃った会社が入ってるなんて知らなかったなー」
もうちょっと点数稼ぐか!
「メニュー見る?届く?
あれ?ナオミちゃん、お酒ないよ?何か頼む?
コレ超ウマい!食べてみなよ」
おっ、もう、45点のナオミちゃんがオレの作戦に引っかかったみたいだぞ。
オレの手にかかればイチコロだね。
でも・・・今日はハズレだな・・・
元カノとはいえ、自分よりレベルの高い女連れてこないってのはホントだな。
マミの奴、元カレにしあわせになってもらいたいとか思わねーのかよ!
あっ!!20点女と目が合っちゃったよ・・・
そもそも合コンなのに、もっとおしゃれできないのかねー?
やる気ないんじゃないの、20点女!!
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あれ・・・でも・・・20点女なのに・・・意外に食べ方とかすごくキレイだな・・・
・・・あちゃあ~、同僚に20点女見てるのバレちゃったよ。
「いや別に見つめては・・・・」
マミちゃんも、俺に向かって「吉野さんに手を出したらダメ」なんて、余計な事言うなよ、手出さねーから。
20点女は純情で真面目なのは良くわかったからさぁ・・・
あっ、20点女怒っちゃった??帰るって言ってるよ。
オレのせい!?何だか申し訳ないことしたなー
ちょっと行って謝ってくるかな。
「よ・・・吉野さんっ!ごめんオレのせいで居心地悪い思いさせて・・・」
20点女相手に何でオレが取り繕ってんだ?
「オレ・・・吉野さん狙いだし・・・明日の仕事おわりにデートしようよ」
心にもないこと言っちゃたよー
何言っちゃてんのオレ!!
外面がいいにも程があるだろ、病気かよオレ!!
そして、次の日の夜・・・喫茶店で・・・
20点女今日も絶好調で地味だな。
一応デートなんだから、もっと垢抜けた格好してくりゃいーのに・・・
どーして、こうなった?
彼女、やっぱり、仕草は綺麗なんだよなー
「食べ方キレ―だよね。なんだろ?手つきかな?
手もさ、別におしゃれしてるわけじゃないけど、細長くてきれいだよね?
言われない?」
これはホントのことだし、褒めとけ褒めとけ、他にほめるとこねーし
おっ、彼女顔があかくなってんじゃん!!照れてるのかぁ??