外面が良いにも程がある。|尾崎衣良|小学館
第1話 外面が良いにも程がある。その3
瀬高(主人公) 目線でネタバレ
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人間誰だって「裏の顔」ってある。
まぁそういうのはうまく隠して、愛想よく、外面よくしてた方が世の中生きやすいわけで・・・・
皆さん!こんにちは!
ブログ製作者です。
今回はちょっと変わったネタバレを書いてみたいと思います。
主人公目線であらすじをネタバレします。
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< 主人公、瀬高 >
前話の続き・・・
吉野さんの職場へ来ている、オレの彼女への間違った認識、元カノの行動、全て謝りたい。
「ごめんっ!!ホントにごめんっ!!オレ残業手伝うから!!・・・えっ、手伝うのダメッ・・・
・・・じゃあ待ってる、終わるまでずっと待ってるから!!」
最悪だ・・・恋愛もその時が楽しけりゃいい・・・薄っぺらに生きて来た
そのツケが・・・彼女に・・・今だってそうだ
待ってる・・・こんなのただのポーズだ・・・自分を少しでも良く思われたくて
・・・自分の罪悪感を消したくて・・・あんな子に対してオレは・・・恥ずかしい・・・
あっ・・・吉野さんが出て来た。
「佐藤マミに仕事押し付けられたんだろ・・・?そんな残業することないよ・・・」
勇気を出して聞いてみた。
吉野さんは、マミちゃん急用があるらしくって・・・だから代わりに残業を・・・って本当は違うから・・・・
なんか、情けなくて合わせる顔が・・・
吉野さんがコーヒーを差し出してくれた。
律儀に、この間の約束(食事をおごってあげた代わりに、あとで缶コーヒーの1本でも奢っていったのを)を覚えていてくれた。
なんだよ・・・なんでこの子・・・こんなにいい子なんだよ。
オレは思わず抱きしめてしまった。そしたら・・・えっ!彼女の方からキスをしてきた!?
・・・ウチに来ないかだって!?
きっとこの子は、オレみたいな人種の奴らのせいで、嫌な思いもたくさんしてきたんだろう。
こんなオレでも、吉野さんが、スキって言ってくれるなら・・・どんないい人間にでもなれる気がする。
翌朝—
起きると、横にはもの凄くかわいい子が寝ている・・・・・・・えっ!!!吉野さん!!!
「・・・まんが!!?メガネっ子がメガネ摂ると美女ってまんが!!!?逆外ヅラ・・・!!!?」
え―――何これ―――こんなのってアリ―――?
だまされた・・・完全にオレ騙された・・・逆の意味で・・・
吉野さんが話し始めた。えっ、昨日の佐藤マミに押し付けられた残業の事!?
アレは心配することないだって!?、残業を楽しんでやっている!?
なんで残業が楽しいのか理解に苦しんでいると・・・吉野さんが続けて・・・
マミがパソコンのフォルダを開くと1時間後に消去するプログラムを意図的に仕込んであって・・・マミは毎回ミスを怒られ、吉野さんはフォローを評価されて・・・
全部吉野さんが仕組んでいる・・・
えっ・・・全部意図的に・・・な・・・なに!?・・・何この子・・・実は腹黒!!!
もうちょっと、突っ込んで・・・
「マミが君のこと純情だっていってたけど・・・アレ実際どうなの?」
・・・・・・・・
ダイジョブだこの子は・・・純情で素直ないい子だ・・・うん・・・でも・・・
初めての女が、ああいうコト言えるか・・・?
・・・初めてだとは一度も言ってないな・・・実はこんな美人で今まで全然モテませんでしたとかあるか??
・・・いや別に初めてじゃなくてもいいんだけどさ・・・そもそも美人なのになぜそれを隠してる!?
・・・いつか・・・いつか吉野さんの化けの皮を剥してやる!!!
— 外面が良いにも程がある。 完 ―
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